新司法試験まで80日

 試験まで80日を割りましたね。もうすぐです。


 TKC模試も第2回があと1ヶ月に迫っている。どうなることやら。




 

 さてさて、うちの大学では2、3ヶ月に1回のペースで銀行関係者、公認会計士、弁護士や学者で集まる研究会があります。



 この前、参加してきました。

 
 
 テーマは、企業はなぜ不祥事を起こすのか。



 ゲストスピーカーは企業の元担当者の方と、公認会計士の方でした。



 元企業の担当者の方は今は違う企業でコンプライアンスの担当をされているとのこと。



 去年の9月末の金融商品取引法の施行までに社員関係、顧客関係、営業関係いろいろな方面に向けて書類を作られたそうで、



 その数に圧倒されました。コンプライアンス担当は大変だ。



 そして、公認会計士の方には実際の粉飾決算の事案をもとに、



 あまり立ち入った事案の説明はされずに、粉飾の発見は難しいということを言っておられました。



 後から見れば分かるけどね〜笑とのこと。

 

 ん〜まぁそうでしょうなぁ。



 最後に、最近の金融庁の現場への関与が頻繁になってきた傾向について、



 バブル前の護送船団方式に回帰しているのではないか



 と危惧しておられました。



 たしかに、JーSOXだとか内部統制システムの構築だとか、現場では対応できず、



 どうしても金融庁関与のもと処理しなければならないことが出てきますから。



 結局はそのコストが消費者の負担として転嫁されるんだよ、と。